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ブログ

2019.May.31〔Friday〕

「やまとうたは、ひとの心(こころ)を種(たね)として、よろづの言(こと)の葉(は)とぞなれりける」①

こんにちは、塾長の太田です。

「やまとうたは、ひとの心(こころ)を種(たね)として、よろづの言(こと)の葉(は)とぞなれりける」(『古今和歌集』)と題して、私が好きなことばを紹介させていただくコーナーです。

今回ご紹介するのは、松浦弥太郎氏の次のことばです(『はたらくきほん100』株式会社マガジンハウス、p.70・128より引用):

「面倒くささの中に宝物が眠っている。」

「途方もなく面倒なことは、価値がある。」

先日、指導をしていて、思考力を要する問題を解いていただいたときに、中学1年生のある男の子が、「めんどうくせぇ~」と言っていました。

そのしばらく後、その横の中学2年生の男の子に難問を解いていただいたときに、「こりゃ、面倒くさいなっ」と言っていました。

その二人は、たまたま一緒の時間になったのですが、知らないうちに仲良くなって、たまに2年生の男の子が1年生の男の子に教えたりすることもあって、それは何とも微笑ましい光景です。“人に教える”ということは、理解を定着させるための良い方法であるばかりでなく、うまく伝えられないときは、自分が十分に理解できていない部分を把握できる良い機会となります。

さて、そうした二人に、人と差をつけるためには、面倒くさいことをいかにやるかが大切なのではないかという話を、つい、してしまいました。面倒くさくないことは簡単なことで、簡単なことは誰でもできるからです。

そうしたら、二人そろって、目(心)を(見)開いて、聞き入ってくれました。二人が「めんどうくさい」と口にしたのは、意味はなく(本当に嫌で面倒くさいと思っているのではなく)、二人が吐く息を他の人が気付かないのと同じくらいの軽さ(物理的な意味での)をもったものだとは分かっていたのですが、そんな私の話を受けとめてくれたことが、何だかとても有難く思いました。

そうした二人の姿勢が、“面倒くさい”と一般に思われていたり、日常の忙しさの中でつい“面倒くさい”と思ったりしてしまうことを、講師の私は常にしていくことが大切であることを私に教えてくれた、そんな授業の1コマでした。