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ブログ

2021.Sep.23〔Thursday〕

「矯正聴力60dBHL」

こんにちは、塾長の太田です。

題目は、ロックバンドeastern youthの楽曲「矯正視力〇.六」に敬意を表してのパロディです。

当塾は、授業中、生徒さんが解く過程を観察することを、大切にしております。問題を解いた後の〇や×は、大きな問題ではなく、そうした結果に至る過程が多くのことを物語るからです。「観察する」ということが、字義通り、視力に関することであると仮定した場合、視力の低下は、眼鏡やコンタクトレンズで補える部分もあるかもしれません。私はおじさんからおじいさんへの階段を登りつつありますが、そんな私も、以前は見た目を気にして、コンタクトレンズをしていました。ただ、眼精疲労のせいか、眼がコンタクトレンズを受けつけなくなったため、最近は眼鏡をしております。ちなみに、100歳近くなる私の祖母は、デイサービスに行く際、かなりのおしゃれをしていくそうで、年齢の離れた運転手の男性に色目をつかっているそうです。

私の眼精疲労の原因が、擦れ違う美女を眼で追うこと以外にあるとするならば、それは、問題を解き続けることにあるかもしれません。以前、NHKの『プロフェッショナル』という番組で、ある「お尻トレーナー」の女性が特集されていることがありました。その方は、お客さんの限界点を判断するために、毎日限界まで運動をつづけているということです。“ある一定の高みから定点観測すること”とはかけ離れた姿勢に、こころを動かされたことが思い出されます。そうしたこともあり、私は、自己満足に陥らないために、また、生徒さんに応じて的確な判断や指導ができるように、問題を解き続けています。

そうしたことは、「他者のこころの声をきく」ためのものと言うことができるかもしれません。「他者の声をきく」ためには、自分が座っている視座に安寧することから離れる必要があります。そのためには、安寧している場所(自己)から離れる“苦痛”が伴うことは、明らかです。

それぞれ、ちがう歴史や状況のなかにある生徒さん一人ひとりの声をきくためには、視力とともに聴力(その聴力とは、こころの外膜まで届くような視力とも言い換えることができるかもしれません)を高めるためのトレーニングが欠かせないと思います。

塾という劇場では、こころの琴線がおおいに揺さぶられ、共鳴が生じる瞬間があります。例えば、本日、体験授業を受けていただいた生徒さんは、その瞳の奥から放たれるちからや、こころの奥からきこえる波動から、生きる力を感じさせてもらいました。他者と接することは、本来的に、自己との乖離を内包するものですが、新たな光を照射された自己と対峙する場面を享受することでもありえます。

講師は、定点観測的な場に安住するのではなく、他者性を常に意識して毎日過ごすべきことを、塾という場で出会う方々から、教えていただいています。