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ブログ

2019.Apr.9〔Tuesday〕

”シズル”

こんにちは、塾長の太田です。

 先日、“逆さメガネ”の投稿で、自転車に乗る女性の例を挙げました。大学時代にみた映像の残像があったのか、“自転車”という言葉が頭の回転軸に巻き付く今日この頃です。

 車輪の回転軸が時間軸と一致した瞬間、次のことが走馬灯のように我が頭を駆け巡りましたイタリア映画『自転車泥棒』→ロックバンド『ユニコーン』の楽曲の「自転車泥棒」→大学時代における、自転車をめぐるある回想→現在における、自転車をめぐる回想。

大学時代、今回の自転車をめぐる回想の端緒となったのは、小汚い映画館で観たイタリア映画ー小汚い映画館で上映されるイタリア映画に出てきそうな、素朴な女性に恋した私ーその女性が、陽気なイタリアのイメージさながらに乗っていた黄色い自転車ーその女性が好きだと言ったインドカレーー大学から山手線経由の電車に乗れる駅まで歩く途中にあったインドカレー屋に常にとめられていた黄色い自転車ーその女性が乗っていた黄色い自転車(念のため、それを超える白い自転車の記憶があるからこそ、この文章を書いています)。

ここで気になるのが、”シズル”という言葉。”シズル(sizzle)”とは、揚げ物や肉が焼ける際の「ジュージュー」と音をたてる意味の英語で、そこから転じて、消費者の感覚を刺激して食欲や購買意欲を喚起する手法を意味する語になったということで、現在ではマーケティング用語として定着しているようです。

そこで、自らに問いかけます。

塾にとって“シズル”とは?

上述した経緯があったからか、それは”自転車”ではないかという考えに至りました。

当塾は、自転車通学の生徒さんが少なく、自転車が塾前に多くとまる他塾さんのように、うなぎを焼く匂いでお客様を引き寄せるようなことができない状態にあります。

先日、このことをある生徒さんに話したときに、塾の入り口に生徒の靴を並べたらどうか!というご提案を頂戴しました。

とっても良い提案に開眼(開鼻)しました!そうしたら、汗を流して通って下さっている中学生の生徒さんが放つ”シズル”に、ヤラレル人続出です!!

勉強は、本来、紙という平面的なものに向き合う作業です。ITが発達した現在でさえ、学習の現場では、触覚と聴覚・嗅覚をつなぎ合わせる画期的なものは発明されていません。視覚を超えられないということにおいては、先端技術を駆使したあらゆる手法も、”シズル”を感じさせてくれるものを超えることはできません。

最後に、自転車の回想の中で、お伝えし忘れたことがあります。中年になって、自転車通勤を無意識のうちに誇っていたときに、尊敬するある方から頂戴したお言葉ー自分の肉体をいじめるくらいに自転車をこがないと何の意味もないー勉強の家庭学習に通じるような・・・。

このことは・・・汗の“しずく”が“しずる”という動詞に変わったときにすごいことが起こる予感です!ロシアンルーレットも、生死をかけた一回転するゲーム。

遊びと学びを結びつける先見の明を示してくださった、ロジェ・カイヨワ氏に乾杯!