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ブログ

2022.Sep.12〔Monday〕

“仕事猫”

こんにちは、塾長の太田です。

秋の気配を感じるようになり、なぜだか理由はわかりませんが、童謡の「紅葉」のメロディーがアタマの中に流れました。

「紅葉」といえば、我が家の猫の中には、“もみじ”と“かえで”という名の猫がいます。“かえで”は、色々なキャラクターグッズがある“仕事猫(現場猫)”に似ています。“仕事猫”は、電話をしているものや、工事現場で働いているもの、そして、幼稚園児をカートに乗せて散歩をさせているものなど、多岐にわたります。

ネコに関しては、“猫に小判”などさまざまな表現があり、猫を飼っている者としては複雑なものも多いのですが、“仕事猫”は、“猫の手もかりたい”という表現を想起させます。猫を飼っているものとしては、“仕事猫”にあらわれているネコの通常のイメージと逆の事象が、心をくすぐります。

ちなみに、そのキャラクターを知ったのは、ガチャガチャでした。ガチャガチャ自体が、昨今オトナを惹きつけているといった事象があるのも、興味深いことです。

以上のようなことを考えていたときに、思いが及んだのが、仕事服。

たとえば、仕事服から普段着の方向の流れにあるものとしては、ワーキングウエア(作業服)専門店の「ワークマン」の中の「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」や、「#ワークマン女子 (WORKMAN GIRL)」。また、そうした流れとは一見逆の流れにあるものとして、ファッションブランド「ZUCCa」に関連した、ユニフォームブランド「HAKUÏ」。

ただ、そのように私が表現した“流れ”は便宜的なものであり、私が思いを馳せているのは、“仕事着の美”について。より正確にいえば、“仕事着の美”とは、人の動きの中で機能している(身にまとっている人の内と外が一体化している)ときに現出する美。

「HAKUÏ」のデザイナーの小野塚秋良氏は、ホームページの中で、次のようにおっしゃっています。

「JAZZのような服が作りたかった…。働く人たちの口ずさむ労働歌がブルースになって そこからJAZZが生まれたみたいに、 白いコットンのシンプルなワーキングウエアに たとえばコーヒーやウイスキーの香りのような 働く人たちの日々の生活を取り巻く さまざまなニオイが染み込んで生まれる新しい服。」

そうしたことに思いをよせたとき、中学生の制服が、アタマをよぎりました。

塾に通っている生徒さんは、私服やジャージで受講されることが多いため、何らかの機会に制服で来校されたときに、“ドキッ”とすることがあります。それは、変な意味ではなく、“仕事着の美”に通じるものがあるのではないかと感じています。

もちろん、“制服”や“学習塾”については、さまざまな見方があり、そのなかには、規制したり特定の価値観をあてがったりするといった側面に焦点をあてた見方もあるかとおもいます。

ただ、特定のリアルな場所に構える塾の扉を生徒さんが開け、その中で勉強をするといった限られた時空のなかで現出する美もあり、そうしたことが起こりうる空間を醸成できるよう、講師が、“さまざまな現実的条件に規定された世界”に対してどのような心がまえで臨むのかを考え、その考えのなかでかすかに見えてきつつあることがあった場合は、そうしたことを実践していくことが大切であり、そうしたことしかできないと、改めて感じています。