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個別指導塾|安曇野市穂高|Minori

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ブログ

2019.Apr.18〔Thursday〕

仕込みと仕事

こんにちは、塾長の太田です。

なかなか旅行などに行くことができないなか、休日のたのしみは、居酒屋やレストランで過ごすことです。

本当においしいものをいただくと、心の底から感動が湧き上がってきます。

素材の選択から、調理のしかた、出すタイミング、食感・温度の違いによるアクセントのつけ方、コース料理の場合はこれまで経験したこととは異なる“ストーリー”の展開のしかたに至るまで、提供してくださる方の心のきめ細やかさと確かな仕事に想像が及びます。

そうしたことを感じる瞬間は、ただただ有難く幸せな気持ちになります。

人の心に何かを届けるためにはそこに至るまでの長い道のりがある、そんなことを感じさせてくれ、それを我が身に置き換えたときには、生半可な気持ちでは向き合えない教訓となります。

そうしたときふと思い出すのは、昔テレビをみていたときに、北野武氏が言っていたことば:「観客を上回る勉強をしなければ、人を笑わせることはできない」。

このことは、以前NHKの番組『プロフェッショナル』で放送されていた、吉本新喜劇座長の方の姿勢にも通じます。「笑わせたい男の、笑えない日々」という題目で放送された番組では、人を笑わせるために公演直前まで苦悩し続ける(笑いを志す方が、公演内容を考え稽古する過程で、笑うことはない程悩み抜く)姿が映し出されていました。

個別指導塾で生徒さんに向き合うとはどういうことか、そのために何が必要か、どのような授業をすれば良いかということは、答えはなく、そのときの状況によって常に変化と再考を迫られます。

指導方針にブレはありませんが、コンビニエンスストアで天候が変われば展開する商品にすぐに変化を出すように、生徒さんの変化に応じて臨機応変に対応する観察力は必要です。

また、教えすぎることは禁物だとしても、“教えない”ことと、それぞれの生徒さんの学習筋力のつき方に応じて“どこまで教えてどこから教えないようにするか”ということを判断する観察力をもって“教える・教えないの境界線を引く”こととは別です。また、そうした判断力と観察力を研ぎ澄ますために、指導の中で“押し付け”をしないようにするためにも、準備を欠かさないことは大切です。“引き算をする”勇気は、周到な準備があって初めて持てるものだと感じます。

私に人を笑わせる才能がない分、生徒さんに塾にお越しいただいて少しでも心で何かを感じてもらえることがあったらと願い、そのための準備を欠かさぬようでありたいと思います。