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2021.Aug.16〔Monday〕

海底に宿る光:最近電子メールで頂戴したお客様の声ーその4-

こんにちは、塾長の太田です。

先日、お客様から、とても有難いお便りを頂戴しました。今後、初心を忘れずに、さらに向上するために努力する覚悟を改めて確認し、その覚悟を実行するための自戒の念を込めて、その内容を下記に綴ります。

お世話になります。

テスト4教科ですが返ってきました。

なんと!!4教科で○○○点

数学〇〇点取れてそうです。

本人はもちろん、私もすごく嬉しくて

来週まで待ちきれずメールした次第です。

残りの〇〇は自信ないそうですが、返ってくるのが楽しみです。

先生の数学、本当に分かりやすいそうで、点数にもあらわれて、とても喜んでおります。

 

こうしたお便りをいただくと、本当に有難い気持ちになります。

学習塾として、点数を上げることを期待されることは当然のこととして受けとめておりますが、“学習”ということは、もっと広く深いものです。

詳しくは別稿にゆずりますが、埴谷雄高氏の思想に啓蒙されている私の中には、“虚無から肯定へ”、“大海原から空へ飛躍するには、海の底を見る経験をすることも大切(挫折・失敗をすることも意味を有する)”という考えが、私のあり方の根底にあります。

このお便りをいただいた生徒さんは、点数という結果が出る前に、“学ぶことのよろこび”を感じてくれていたことを、別のお便りから知らせていただいていました。

こうした一連の過程は、指導させていただく私共に、大きな勇気を与えてくれます。

どのような側面であっても、“教育”に関わらせていただく者として、“教育”の意義が、“より良い生を生きることができるようになるための過程に関わること”にあるとするならば、頂戴したお便り(その前にいただいたお便りも含め)は、本当に多くのことを教えてくださっています。

“点数が伸びたことを当たり前のこととする”のではなく、“間違えた問題を責める”のではなく、“点数が伸びた過程のことを一緒に喜び”、“その過程を称える”ことは、“より良い生を生きる”源泉を象徴しているように思います。

敢えてとりとめのない例を挙げますが、カップルでデートに行って、相手が選んだレストランで本当に不味い食事が出てきたとしたら、どう反応するでしょうか。あまりの不味さに、険悪な雰囲気のままその日一日そのムードを引きずるか、選んだ相手を責めるか、「いやぁ、こんなに不味い味付けはそんなにできるものではない、そうした体験ができるなんてよかった」と笑い飛ばすのか、ある特定の状況に遭遇して、その中で主体的にどのような選択肢を選ぶのかといったことは、まさに生に関する主要命題になりえます。

生徒さんが煩悶する過程に立ち会わせていただいている者として、常に煩悶と悩みの繰り返しですが、より良い生を目指して共に歩んでいくことができるように、その道を、出しゃばりすぎて邪魔することがないよう、忍耐・努力を続けていくことができたらと思います。