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2018.Aug.25〔Saturday〕
疑問・課題を見つけ、自ら調べたり考えたりすることで身につく力
こんにちは。塾長の太田です。
この本は、私が大学院に通っていたときに、チューターをして下さった教授が書かれたものです。
当塾をオープンするときに、床から天井までつづく本棚があると、生徒さんが空高くまで伸びていくイメージと重なってよいなと思い、大工さんにお願いして素敵な本棚をつくっていただきました。
本棚の上の部分には、ディスプレイも兼ねて、私が学生時代に読んだ洋書を並べてあります。
ある日、一人の生徒さんが、並べてある洋書に興味をもってくれて、「並べてあるの、どんな内容の本なんですか」と聞いてきました。その生徒さんは、歴史好きで、私も舌を巻くほどの知識をもっています。
ただ、もっとすごいなと思うのは、その生徒さんが、興味のあることを図書館の本を読み漁って調べることがあることです。中学生にして、大学生がレポートを書くときにしていることを、自然とやっているのには驚きます。
生徒さんが、普段勉強していることについて「なぜなんだろう」と思ったり、問題を解いたときに「まちがえたのはどうしてなんだろう」と感じたりしてくれて、さらには、自分で色々調べたり考えたりしてもらえるようになることが、講師の私の目指すところです。
そのために、生徒さんに少しでも学習に興味をもってもらえるように、私ができることを精一杯する責務とその先にある希望を、改めて、生徒さんの言動から感じさせてもらっています。