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ブログ

2022.Sep.6〔Tuesday〕

“鼻毛”

こんにちは、塾長の太田です。

マスク生活が長いなか、職業上、外出を極力ひかえています。

外出をひかえていても、自然と外に出ていくのは、昨今の様々なものの値上がりにともなう支出と…。

もう一つは、鼻毛です。そうはいっても、それは、マスクの外には出ていかないため、厄介といえば厄介です。すぐには気がつかないという意味において。

もう少し若かった頃は、鏡にうつる自分の顔を毎日チェックしたものですが、最近は、自然とそれを避けているような気がします。先日のブログで少しふれた“こわいもの見たさ”も、自分を見つめることとなると、少し勝手が違うように感じます。マスクの中の湿気と熱気で、鏡を見ずとも、鼻毛がすぐに伸びていく感覚を、最近ことに感じるようになりました。

ヒトは、道具の使用やテクノロジーの発達とともに、自らの“身体”を拡張する術を身につけてきたことは、疑いようのない事実といえますが、マスクで身を覆うという所作(拡張とは、ある意味で異なる行動)の継続で鼻毛が伸びているということを感じるようになるのは、何だか、不思議な感覚をおぼえます。

マスクを長期間着用することで生じる他者とのコミュニケーション上の問題点は、色々と論じられていますが、そうしたことを、伸びる鼻毛が私に伝えてくれているのか、それとも、マスクがある特定の生態系における“植物”の成長のしかたをレクチャーしてくれているのか、はたまた、素敵な女性を目にしても鼻の下が伸びなくなっている私に警鐘を鳴らしているのか、皆目見当もつきません。

上述したことを、試験(テスト)という限られた事象で考えたとき、生徒さんの呼気を“マスク”(テストという限られた事象)で覆うことで、伸びるものが伸びることを期待するのか、“マスク”を外して、より不確定な要素の中でなにかをつかむ旅路に出ることを願うのか。

暗闇のなかで育ち伸長する“鼻毛”が、本性的に悩むことを余儀なくされる人間存在に何かを訴えかけてくれているようで、忌避の対象であるものになんだか魅かれつつ、明日からも、鼻毛が住まう答えの出ない暗黒の世界にいざなわれているような、とても不思議な感覚に包まれています。