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個別指導塾|安曇野市穂高|Minori

ブログ

2019.Feb.8〔Friday〕

「思い込み」・「慢心」・「情報不足」を克服して、ポイントを貯めましょう!

こんにちは、塾長の太田です。

日々の指導の中で、自らに”慢心”がないか、検証しながら毎日を送っています。

開業前に、これだけは毎日自分に言い聞かせると決めた項目をまとめた文書をつくり、ファイリングしてあります。ただ、日々色々なことが起こるなかで、ときに基本を忘れかけている己を戒める瞬間があることも事実です。

そんな自分に、帰宅後、写真の「ポインコ」が”大切なことを忘れるな”といつも言い聞かせてくれます。

数年前、何気なくテレビをみていたときに、林修先生がおっしゃっていたことに、思わずペンをとったことを思い出します。

広義の”敗因”について、次の3つのことを挙げられていました。

・「思い込み」

・「慢心」

・「情報不足」

ただ膨張した中身のない肉まんのように、何気なく過ごしていたある日、その教えが、我が肉まんの皮(脳皮・体皮両方において)に克明に刻印されました。

いまの中学生とは3倍ほど年がちがいますが、私の中学・高校時代は、ただただ自分勝手に勉強と音楽に明け暮れていました。

ゲームセンターやカラオケボックスは、自宅からロシアほど遠く離れた存在でした。

その反動か、何年か前、ゲームやカラオケに興じるときが訪れました。

ゲームセンターのシューティングゲームやUFOキャッチャーで、知らぬ間に夏目漱石のコピー5枚程が銀色の涙を流し、カラオケボックスでは歌が下手なのにも関わらず採点ゲームに興じました。

負けず嫌いの性格があってか、いかにシューティングゲームやUFOキャッチャーでうまくいくか、カラオケで高得点をとることができるか、自然と調べていました。

古代中国の格言もインターネットの情報も、いかなる状況にも間違いなく当てはまるものはなく、受け取る側の取捨選択と意識の問題。

インターネットの情報を観て、ゲーム・カラオケ攻略法を得て臨むと、ゲームでの戦績は上がり、カラオケの得点も8点くらい上がりました。

そのときにとったキャラクターの一人が写真の「ポインコ」。


最初は、”自分なら大丈夫”という根拠のない自信で何気なく向かったゲームやカラオケ。

薄っぺらな肉まんの皮に刻印された教えが、象徴主義でいう”照応”のように記憶と体験をつないでくれました。

狭義の勉強においても、「思い込み」・「慢心」・「情報不足」は、克服すべきことだと、本当に思います。「情報不足」に関しては、形式的なことですが、「思い込み」・「慢心」については、小学生・中学生にとってはナイーブな問題です。

”ナイーブな問題はオブラートに包むのではなく、肉まんの皮でダイナミックに包んで食せ!(そうすると、気付かぬものとしてただ排泄されるものになるのではなく、咀嚼することで自分に返ってくるものになる)そう生徒さんに教え諭せ‼”と意気込む私ですが、現実世界に戻ると、そう簡単にはいきません。

生徒の皆さんにも、”照応”の瞬間が訪れるように、あらゆる場面で”タネ”をまき、自らは「思い込み」・「慢心」・「情報不足」のトラップに陥ることがないように、ファイリングした基本に常に立ちかえるべきだと、今日も改めて写真の「ポインコ」に教えてもらっています。