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個別指導塾|安曇野市穂高|Minori

ブログ

2022.Jul.17〔Sunday〕

“観察力”

“観察力”

こんにちは、塾長の太田です。

先日、生徒さんにハッとさせられる出来事がありました。

あるコマで欠席がでたため、一人の男子生徒さんが補講にいらっしゃいました。かなりの美男子です。隣には、いつも当該コマを受講されている女子生徒さん。

授業が終わった後、その女子生徒さんに、「かれ、いい男だなと思うんだけど。見なかった?」と聞いたら、「見ました。」といったこたえが(にんまりとした拍子にマスクがずれていました)。

私は、1対2(講師1人に対して生徒さん2人)の指導をしているとき、2人の生徒さんの様子や解いている過程を、同時に視界におさめるよう努めているのですが、そんな様子には全く気がつきませんでした。この仕事をさせていただいている以上、観察力には多少なりとも自信がありますが、ちゃっかり視線を向けていたとは(きっと、首は一切うごかさず、目線を横にずらすだけで観察していたにちがいありません)。

夏になり、指導中、上着を脱いで指導する機会がふえました。私はその男子生徒さんとはちがい、ただのおっさんですが、私のカットソーの複数の穴を、生徒さんに気づかれていたとしたら。別の日に、その女子生徒さんに、その穴に関することをほのめかしたところ、何のことか皆目見当もつかない様子でした。

興味あるもの・ないものに対する反応のちがいは容易に想像できますが、勉強や問題に対する反応を少しでも変えるきっかけをつくるために、精進していかなければと、改めて感じました。

生徒さんの観察力におどろかされ、切なさも感じつつ、いろいろと教えていただいた一コマでした。