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2022.Aug.2〔Tuesday〕
自転車と合羽
こんにちは、塾長の太田です。
最近、生徒さんの言動から、感銘をうけたことがあったため、ご報告します。
その生徒さんは、当塾から少しはなれたところに位置する中学校の3年生。当塾では、授業以外のときも、自習にお越しいただくことを促しているのですが、その生徒さんは、頻度高く自習にいらっしゃっています。
先日、雨が激しく降る日がありました。
そうした外的環境があるなかで、その生徒さんは、自習に来てくださいました。帰り際に、お迎えはもういらっしゃっているかうかがったところ、「自転車で来た」との返答が。その生徒さんは、合羽を持参していました。
その、当塾から少しはなれたところに位置する中学校くらいの距離になると、時折ですが、当塾は“遠い”と形容されることもあります。そうしたなかで、その生徒さんの行動に、気持ちを鼓舞されました。私も自転車通勤で、雨の日は、合羽を愛用していますが、おっさんと、将来有望な中学生では、ものごとを語る条件・背景・文脈がまったくちがいます。
そうした諸々のことを考慮したとき、その生徒さんは、今や、河童みたいに、希少な存在であると形容することもできます。
その生徒さんのまっすぐな言動に、自然とうれしくなりました。