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個別指導塾|安曇野市穂高|Minori

ブログ

2019.Dec.6〔Friday〕

不確定要素(エベレストか0.1メートルの砂丘)と確定要素(0.1メートルの砂丘かエベレスト?)」

こんにちは、塾長の太田です。

先日、ある“うれしい”ご報告をいただきました!

英検準2級対策として、当塾に通っていただいた社会人の方が、無事合格されたとのお電話をいただき、とてもうれしく思いました。

その方、2級を受けられるとのことで、早速、対策授業のご予約をいただき、先日お越しいただきました。

そのときのこと。

「2級を1回で合格するのは、エベレストに登山するようなもので、無謀な挑戦だと思っていて・・・」とのお気持ちをお伝えいただきました。

その方は、お仕事が本当にお忙しくて、英語に積極的にはなれなくて。それでも、過去に、ある外国人の方と交わした約束があって、頑張っていらっしゃいます。

そのお客様にお伝えしたのは、“不確定要素と確定要素”の話です。

その方は、”高地登山”を想像して苦しくなった心持ちの状況のなかで、お気持ちを、お電話でお伝え下さい、授業でもお話して下さいました。

最近、色々な営業のお電話をいただくのですが、エベレストのような高山から、標高の低い当塾に声掛けをいただくことが多々あります。

当塾は、常に出発点にあることを忘れずに、数字で表される標高に関係なく、山に登られる方に真摯に向き合わせていただくことを、こころがけています(それが山なのか、丘なのか、平地なのかは、自らが置かれている立ち位置がわからないため、知る由もありません)。

当塾にお電話をかけていただく営業の方が、真摯な方であれば、全てを確認してからかけていただくことをお願いするとともに(でなければ迷惑です)、当塾は本気で山に登りたい生徒さんに真摯に向き合わせていただくことに全力を注ぐのは当たり前で、それができなければ、この仕事をさせていただく意味はないと考えております。

念のため、申し上げておきます。

中学校(2学年)の定期テストで、500点に限りなく近い点数をとっていらっしゃる生徒さんの親御さんから、先日、英検3級を合格されたことのよろこびのメールを頂戴しました。

データに基づいた机上のものからは、何も生まれなく、そうしたものから物事が生まれるのであれば、物理的な実体(建物)を地につける学習塾は、この世からその存在を消します。

時代遅れの“化石”は、“石を化けさせる”可能性を有し、夏目漱石氏の随筆を紐解けば、その可能性は、“石そのものにあり”、その契機に介在するのは、“ある特定の場における、ある特定の人と人の関係”であると、信じます。