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2023.Feb.15〔Wednesday〕
“アコーディオン”
こんにちは、塾長の太田です。
当塾は“1対2”の個別指導をしておりますが、それぞれの生徒さんの様子に、即、反応することができるように、最大限の準備をして授業に臨んでいます(それが、“プロ”としての最低限の流儀と考えています)。
そうした理由から、“倉庫”や“机上”には、ファイルが山積しております。
そうした光景は、あまり格好のよいものではありませんが、ひとつひとつのファイルを眺めると、それは“アコーディオン“のようです(ポケット式ファイルを購入したときの原型をとどめておらず、野原に寝ころがった私のようなオヤジの気持ちに比例する腹の”開放感“を露呈しています)。
ただ、その音を奏でるのは、生徒さん。
講師は、どのように音を奏でるとよいのか(絶対的な答えはないものの)、そのうちのいくつかの方法を教えることしかできない存在にすぎません。
こうしたことを、狭義の“勉強(塾での学習指導)”に置換すると。
我々は何をやっていて、そうしたことは、何を目的としているのか。
偽善の蛇腹は、すぐにその腹黒さを露呈します。
“アコーディオン”のしくみを少なからず知っている“大人”は、そうした“アコーディオン”の中身が何なのか(“大人”が格好悪い姿をさらすのを恐れずに奮闘している姿なのか、そうでないのか)、その全てを露呈することを恐れずに(砂をつかむようにして生きる不様な姿を晒すことを恐れずに)、授業に臨むべきことを、痛感します。