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個別指導塾|安曇野市穂高|Minori

ブログ

2023.Jan.16〔Monday〕

“お守り”と“贖罪”、そして…。

こんにちは、塾長の太田です。

長野県公立高校入試まで、あとわずかとなりました。
受験生のことを想い、日々さまざまな準備をしているなかで、ふと思い出したことがあります。

大学一年生のとき、初めて海外旅行に行く前。
女性の友達が、お守りをつくってくれました。
シンプルなつくりながらも、そのまっすぐなステッチに、感慨深いものがありました。

ただ、物質に施されたステッチを、空間的・精神的に延長してしまうのが、私のわるいクセ。
シンプルな好意から、私のおもいを拡張させてしまい、迷惑をかけてしまうことがあったことを、同時に思いだします。

客観的に自分を観察することが大事なことは、今では、わかっているつもりです。
当時の私より若い中学生たちに、どのように接し、どのようなことを、どのような方法で伝えたらよいのか、いつも逡巡しています。

ただ、自制の念をもつ今だからこそ、何かに本気で向きあうことで何かが変わるといった直感に恥じることなく、特定の対象に向きあうことができる年齢になりつつあるように感じ、そうしたことの可能性のなかに漂う一粒の可能性に向けて、手探りで毎日を生きていくほかに選択肢はない、と感じています。